ケトジェニックダイエットって何?

ケトジェニックダイエットって何?
2019年12月21日

ケトジェニックダイエットって興味あるけど実際どんなダイエットなの? って思っている人いますよね。私も最初はそう思っていました。そこで今回は私が調べたケトジェニックの理論についてできるだけかみ砕いて説明したいと思います。

ケトジェニックとは?


 ケトジェニックとはどんなダイエットなのかについて簡単に説明しますね。
 簡単に言うと、炭水化物を極限まで抜いて抜き、その代わりに他の栄養素で補うことで、効率的に脂肪を燃焼させて痩せてしまおうという考え方です。ざっくりすぎてよくわからないと思うので少し詳しく説明してきます。


あ、今回の記事はけっこう難しい話が満載なので飛ばし読みもありだと思います笑

3大栄養素とは


 あなたは3大栄養そというものを知っていますか? 知っている人が多いと思うますがおさらいです。

  • プロテイン:タンパク質
  • ファット:脂質
  • カーボ:炭水化物

これらが3大栄養素と言われています。良くPFCバランスという言葉を耳にしますが、これは三大栄養素の頭文字を並べたものです。
この他にも重要な栄養素として海藻やキノコに含まれるミネラルなどがあげられます。

主な栄養素の働き


タンパク質とか炭水化物って普通に聞いたことあるけど、どんな役割があるの? と思うと人もいると思います。まぁ、フィットネスがブームな現在はタンパク質が筋肉に良いとかその程度の知識はみなさん当たり前のようにあると思います。そんな感じで色々な栄養素がどのように体に作用しているか説明していきます。


①タンパク質
タンパク質は臓器・筋肉・血液・酵素・ホルモン・免疫体など体を構成する成分として必要不可欠な栄養です。

②脂質
脂質は高エネルギー源です。脂溶性(油で溶ける)ビタミンの吸収を良くする。神経組織やホルモンの合成材料ともなります。

③炭水化物
炭水化物は主なエネルギー源として利用されています。グリコーゲンとなって肝臓や筋肉に蓄えられます。

④ビタミン
水溶性と脂溶性があります。補酵素として新陳代謝に使われます。体内では合成されません。つまり食べることでしか補えません。

⑤ミネラル
体を構成する成分であり、生理機能を円滑にすすめるために重要な役割を果たします。体内では合成されません。これも食べることで補っています。

詳しく3大栄養素を説明


またまた難しい話しをするので斜め読みでokです。

タンパク質:多数のアミノ酸がペプチド結合で繋がった物質。アミノ酸とはアミノ基とカルボキシル基を持った化合物。動物たんぱく物質に存在する役20種類のアミノ酸のうち、10種類は体内で合成されないか、少量しか合成せず必要量に満たない。したがって食事摂取で補う必要がある。これが有名な必須アミノ酸です。エネルギー源(4㎉/g)であり、細胞の構築材料です。


※必須アミノ酸:スレオニン、リジン、メチオニン、アルギニンバリン、フェニールアラニン、トリプトファン、ロイシンイソロイシン、ヒスチジンの10種類です。よく筋トレする人が飲むことで有名なのがバリン・ロイシン・イソロイシンですね。BCAAとか言われています。


脂質:水に溶けにくく、有機溶媒(アルコール、クロロホルム、エーテルなど)に溶けやすい生体物質の総称。脂肪、脂肪酸、コレステロール、リン脂質などがこれに含まれる。エネルギー源( 9㎉/g )であり、細胞の構築材料です。


炭水化物(糖質):最小の単位は単糖です。生体内で重要な意味を持っている糖質としてブドウ糖(グルコース)やグリコーゲンが挙げられます。糖質は燃えカスが少なく、燃焼効率が非常に良くいので体を動かす燃料となります。この燃焼効率が良いってことが大事です。人体にとって最も重要なエネルギー源( 4㎉/g )になってしまうんです。

ケトジェニックダイエットの理論


またまた難しい話をしますが、ここは大事なのでしっかりついてきてくださいね。できるだけ簡単に説明したいと思います。各名称は覚える必要はないです。こんなのもあるのか、程度でいいと思います。



 人間は体を動かす(脳とか内臓も含めて)ためにエネルギーを必要とします。まぁ栄養素を簡単に言うと、このエネルギーのことなんですよね。例えば重油って色々な手を加えることでガソリンや軽油などのように、色々な形に変化させますよね。これと同じようなことが体の中でも行われています。つまり各栄養素を体の中で分解して必要な形に変化させる工場、これが「TCA回路」です。

TCA回路とは


TCA回路(クレプス回路、クエン酸回路ともいう)をもう少し詳しく説明します。炭水化物は重油のようなものでそのままでは使い辛いのです。そのためガソリンや軽油のように使いやすくするために分解する必要があります。

人間を車に例えてみます。燃料がないと車は絶対に動きませんよね。人間も同じで、燃料が必要です。この人間の燃料(ガソリン)にあたるものがATP(アデノシン三リン酸)です。

このATPは生成する方法はたくさんあるんですが、簡単に言うと、
①ブドウ糖とかをぶち壊す過程(解糖)でATPがポロポロとこぼれてきます。
②TCA回路という体内にあるアプリみたいな機能を使います。これは少量の炭水化物をこねくり回すことで、これまたポロポロとATPがでてきます。ただしこのアプリを使用するのにもやっぱり燃料が必要なんですよね。それが「アセチルcoA」です。このアセチルcoAはめちゃ重要です。


つまり、人間は基本的にこのATPを使って脳や内臓、筋肉を動かしているのです。だから糖質(炭水化物)は人間のメインのエネルギー源なんですね。よく、甘いものを食べないと頭が働かないとか、疲れたら糖分を補充すればいいとか言われているのはあながち間違いではないのです。燃料がないと車もエンストしちゃいますよね。

脂質代謝


さーて、だんだんダイエットblogの内容らしくなってきました。そう、皆さんが気にする脂質(厳密には気にしているのは脂肪だとおもいますが。)についてです。

まず脂質がどのように分解していくか説明します。なるべく簡単に説明しますので頑張ってついてきてくださいね。


脂質は分解されると①脂肪として貯蔵、②リポタンパクに合成、③ケトン体合成になります。


①は我々の長年の天敵ですからわかりますよね笑。

次に②です。コレステロールって聞いたことありますよね? これは脂質の一部なんですけど、リポタンパクという形で血中に運ばれます。わかりやすくいうとLDL(俗に言われている悪玉コレステロール)として血中に吸収されます。まぁ、悪玉って言っている時点であまり良いものではないことは想像できると思います。


最後に③のケトン体に合成です。このケトン体、これ重要です。なんせ、ケトジェニックのケトってこのケトン体のことですからね。

脂肪


脂肪酸はβ酸化という工程を経て、「アセチルcoA」に変化します。先ほどでてきましたね。TCA回路を回すための燃料ですね。ただ、この厄介なところは、活動量がすくない(運動していないとか、寝てばかりいるとか)と、そもそも体に燃料が必要ないことなんです。だからTCA回路を回す必要がありません。それなのに、爆食いしたり間食を取ると燃料のアセチルcoAがどんどん補充されてしまい溢れ始めます。そうするとどうなるのか。


そう、逆流するんですよ。なんと、使用されなかったアセチルcoAは脂肪酸に戻り、それだけでは終わらずに脂肪まで戻って体に蓄積します。糖質や脂質を取りすぎると脂肪がつくのはこのためです。怖いですね。



あ、詳しくは難しくなるので書きませんが、アセチルcoAは何も脂質だけの代謝産物というわけではなく、ブドウ糖(炭水化物)やアミノ酸(タンパク質)、脂肪酸(脂質)の全てで作ることができます。つまり、どんなものでも食べすぎると・・・・? 言わなくてもわかりますよね笑

ケトン体


ケトン体はアセチルcoAを原料にして肝臓で合成されます。このケトン体の血中濃度が異常に高まっている状態をケトーシスといいます。結論から言うと、ケトジェニックダイエットとは、極限まで糖質をカットして 強制的にケトーシスの状態にもっていき、結果として脂肪を燃料にして生きることを目標とするダイエット方法なのです。


じゃあこのケトーシスってなんなの?

ケトーシスってなに? デメリットは?


ケトーシスっていうのは、血中のケトン体の量が異常に増えた状態のことです。このケトン体っていうのは酸性物質なんですね。つまり、血中濃度が上がると血液が酸性に傾きます(アシドーシス)。これにより様々な臨床症状が出てしまいます。主な症状としては

  • 元気がなくなる。疲労感が強くなる
  • 乳量の減少
  • 体からケトン臭(獣臭なんて言われたりします)がでるようになる

などが挙げられます。ケトーシスの原因として飢餓状態にさらされたり、糖尿病になってしまった、高脂肪食を食べ続けたりすることなどでケトーシスになってしまいます。

ケトジェニックダイエットに応用


では、どのようにしてこのケトーシスをダイエットに応用しようというのかということを説明したいと思います。


応用と書きましたが、簡単に説明すると極限まで糖質をカットすることで強制的に飢餓状態にするんです。すると、TCA回路が回らないため人間は困ります。「あれ? 燃料(糖質)ないんだけど、このままじゃ体を動かせないんだけど! やばくね? うん。やばいな。仕方がない。そこらへんにある物(脂肪)を削り取って燃やして燃料にしよう。」と体は考えるわけです。そしてたっぷりと蓄積された内臓脂肪を分解します。


ということは? 脂肪が減ります。つまり? 「痩せる」んですよ! そりゃあね、人間は本能的に死にたくないですからね。口からエネルギー(糖質)が来ないなら、体の中にあるものを代替エネルギーにするしかないですからね。そうしないと死にますからね。たとえ、それがご主人様(自分のことです)が意図的に糖質を制限していたとしてもね。体はそんなことわかりません。緊急事態なんです。


そう、つまりケトジェニックダイエットとは、体の生理的防衛機能を利用することで効率よく脂肪を燃焼させて痩せましょうという理論です。どうですかね? 難しい話ばっかりで混乱していないといいのですが。不明な点があったらコメントに残してください。私がわからないことでも医者に聞いてきますので!

 次回は「青森県で一番有名な館花朝市に潜入!」をお届けしたいと思います。是非ご覧くださいね。
 以上、ブロガーキムタッカーでした。また来週!