多汗症と共に生きる2 ~プロバンサインとの出会い~

多汗症と共に生きる2 ~プロバンサインとの出会い~
2019年12月13日

 多汗の悩みを解決するための記事です。当blogで紹介する方法は気持ちを落ち着かせるとか、汗を気にしないようにするなどのいわゆる気持ち的な対処方法ではありません。人間の生理学的に汗を止めます。そう、汗止めの薬「プロバンサイン」を使うことで汗を止める方法です。

プロバンサインに出会う前 その1


 どうも、小さいころから多汗症で悩んでいるキムタッカーです。今回はどのようにして汗止め薬「プロバンサイン」に出会ったかについてお話したいと思います。

 幼少期~青年期については「多汗症に生きる1 ~頭部からの汗に悩む人たちへ~」
で紹介しているためご覧ください。


  社会人になってしばらく働いた後、転職するために専門学校に通いました。私はその時に28歳とそれなりのおっさんでした。28歳なんてまだまだ! と、思うでしょ? でもね、入学したら周りはなんと9歳年下の若者たち。それも8割が女子。怖い。怖すぎる。チョベリバー (いくらなんでも古すぎるか笑) とか言われたらどうしよう。と緊張していました。

 予想的中です。それは入学式当日のことでした。まぁどうしたことでしょう。よりによって1番前の席じゃないですか。一番目立つ(ような気がする)席です。ぎゃーー。私、このブログのメインコンテンツをダイエットの実体験について記事にしていこうと考えているんです。そう、激太りしてるってわけじゃないけど(たぶんね)、中肉中背のぽっちゃり体系なんですよ。そんなぽっちゃりおじさんがつい先日まで女子高生だった女の子たちと一緒に過ごす。どれだけ恐怖なのか想像できますか?

ごめんなさい、さすがにこんな子はいなかったですね・・・

 このブログを見にきてくれるってことは恐らく私と同じような年齢や性別、体型が似ている人が多いでしょう。その中にはもしかしたらそういうシチュエーションに興奮する残念なアレの人がいるかもですが、私は至ってノーマルなためその境地にはなれませんでした。

プロバンサインに出会う前 その2


 当時は汗止めに関する情報を必死に探しましたよ。幸運にも私が大学生くらいの頃からは、今ほどではないけどインターネットが一般の人にも身近な存在になってきた時代だったんですよね。だから、汗を止める方法とかって調べるとそれなりに情報が集まったのを覚えています。まぁ有象無象が色々ありすぎてよく覚えていないですけどね笑。信憑性がありそうな次の手段に目をつけました。

  • 汗をかく部位にミョウバン水を濡ればいい
  • 乳首の上あたりを縄でしばることで頭部からの汗を抑制する
  • 手や足の汗止めのツボを押す
  • 全身にある大きな動脈やリンパを冷やす

もうね、色々試しましたよ。古今東西のありとあらゆる汗止めを(おおげさですね。すいません。)。あるときなんか、全校生徒の前で生徒会役員として総会の進行をしなくちゃいけないときなんかは地獄でしたね。ただでさえ真夏だからデフォルトで汗がでるのに、こっちは8人に対して対面は300人くらいの若人だからね。300人の目が一斉に私に向く。どうです? この記事を読みに来ている人ならそれがどれだけ恐怖かわかりますよね。

 


 今考えただけで泣きたくなる状況でした。その当時は苦肉の策として小さい保冷剤をたくさん持っていき、ポケットに入れたり脇の下に挟んだりして強制的に体を冷やしてなんとか切り抜けました。

 ごめんなさい、もう少しだけ回想が続きます。もういいよ、早くプロバンサインのことを教えろよって方は次の記事まで飛ばして読んでくださいね。

 (続き)私だって汗を抑えるための準備をいつでもしているわけではないし、できません。そこで次に考えたのが周りの人の見る目を変えてもらうということでした。具体的には「あえてコンプレックスである多汗を人にアピールする」んです。それをネタとして笑いを取りに行きました。これはまぁかなり効果的でお勧めです。ただし、笑われること(笑われるとは、馬鹿にされるとは違いますよ。そこは間違えないでくださいね。)に耐性があるのであれば・・・ですがね。


 気を付けてほしいのは、プライドが高い人にとってこの手段は自尊心が傷つきます。そして耐えられなくなると爆発します。そこだけ気を付けてくださいね。私は、人を笑わせるのが好き(小さいころの夢が松本人志さんの弟子になることでしたからね笑)なので耐性はあったほうだと思います。現にまだ「そんなに」は爆発していませんしね。

プロバンサインとの出会い


 それでも、汗の悩みはつきません。インターネットで検索を続けました。度々情報は入っていたのですが、怖くて手を出していなかった手段がありました。そう、それが「プロバンサイン」なのです。

すいません、しわくちゃにしてしまった薬袋しか見つけられませんでした。次に処方されたときに綺麗に取り直して差し替えますので。




 この薬は簡単に説明するとひと昔前に普通に内科で処方されていたこともある弱めの胃薬なんです。お腹がシクシクと痛むときに飲むことで症状が緩和されるという薬でした。(詳しく説明すると、抗コリン作用だの自律神経だの、すごく長くなってしまうので別の記事で詳しく書きたいと思います。)

プロバンサインの入手方法


 私は今でも現役で毎日プロバンサインを飲んでいます。それはしっかりとした医師により処方されたものです。では、どの科の医師に相談するかなどをお話ししたいと思います。

 私はインターネットで初めてプロバンサインを知った時には何がなんでも手に入れたいと思いました。でも、その当時、素人の私にとって薬を手に入れる手段が思い浮かばなかったのです。でも調べに調べ、インターネットの販売で手に入れることができることを知りました。

 早速1瓶入手してみます。なんと、この時1瓶50錠くらいで約 8,000 円しました。でも、本気で汗に悩んでいた私は藁をもつかむ思いで手に入れたのです。そして、効果は絶大。でも学生だった私は8,000円もする薬は高価すぎました。なんせ、2週間ほどで1瓶がなくなりましたからね。月に1万6,000円です。無理でした。


 そして私は次の方法を探し当てました。なんと、後でわかったのですがプロバンサインは多汗症という疾患に対して唯一の保険適応の薬だったのです。すぐに私は動きました。医療系の電子辞書や薬学の本を片手に近くの有名な皮膚科医を訪ねました。

  • これこれこういう症状に悩まされているため、日常生活に支障がでています。
  • 自分のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を上げるためにもこのプロバンサインという薬が必要です。
  • プロバンサインは多汗症に対する唯一の保険適応の薬なんです

皮膚科医にプレゼンテーションしました。すると医師は、多汗症に悩んでいるなら手術で汗を止める方法もあるよと話してくれました。しかし、それは脇汗や手掌多汗症に対する治療です。もちろん調べています。その手術によりほかの部位に汗が集中する代償性発汗が一生でること。また違う治療方法としてボツリヌス菌を注射して汗を抑制するとか。色々調べましたよ。だって本気で汗に悩んでますからね。でも、そのどれも私には適応ではありませんでした。

 それらのことも調べた上で処方してほしいとお願いしました。すると処方していただくことができたのです。なんと、1瓶約500円。感動した瞬間でした。

 やっとプロバンサインを登場させることができました笑
次回は「多汗症と共にいきる ~薬の作用・副作用~」をお届けしたいと思います。是非ご覧くださいね。

以上、ブロガーキムタッカーでした。また来週!